karuna yoga

クリパルヨガと、東洋医学と、私

LIFE

最近、よくこの歌を聴いている。

 

懐かしいーー!

ひと昔前のauのCMで話題になった、キマグレンの「LIFE」。

 

https://youtu.be/W_SMjot9kvI

 

 

この歌詞、クリパルヨガだなぁと思う。

 

http://j-lyric.net/artist/a04dab9/l00d86b.html

 

 

 

これを伝えたくて、自分自身として生きたくて、自分自身で愛して愛されたくて、私はヨガをしているんだと思う。

 

少し余談ではあるけれど、私は高校2年で不登校になった経験がある。

理由は様々あったけれど、今振り返って一言で言えば、本当の自分が知りたかったんだと思う。

高校に行かず、ピアノはやっていた。

美術館に行って絵や写真を観たり、ひたすら本を読んでいた。

 

実は、ヨガに出逢うまで、私は身体を動かすことをほとんどしてこなかった。

ピアノを毎日数時間練習することが必須だったこともあり、部活もしていなかったし、球技は指を痛める可能性が高いから、基本的に参加もしていなかった。

 

24歳でヨガと出逢うまでの私は、ヨガと出逢ってからもしばらく、時々気が狂ったかのように、40キロくらいひたすら歩いたりしていた。

5.6キロなら日常茶飯事。

その始まりは、不登校になった高2の頃。

2学期の始業式がある9月1日、朝学校に行こうと町田の家を出て、そのまま横浜駅までサンダルで歩いたのがスタートだった。

(高校は私服だったから)

まぁとにかく暑かったし、

夕方帰って両親にそれを話したら、母は悲しくて泣き、父は「よくやった!」と褒めてくれたことを憶えている。

 

今思えば、身体を使って激しく揺れ動くマインドを止めたかったんだと思う。

好きな音楽とiPodがあればどこまでも歩ける気がしていた。

 

 

このLIFEという曲、2008年だから、ちょうど私がクリパルヨガを始めて少しした頃。

この曲を聴きながら、当時渋谷にあったクリパルのスタジオから、世田谷街道を町田までひたすら歩いて帰ったこともあった様に振り返る。

 

MY LIFE,

SO ALIVE,

FEEL IT INSIDE 


DON'T HIDE, DON'T CRY, HERE I COME

 

 歌い出しのコーラスのバックで囁かれるこのフレーズ、たまらない。


ひたすら歩きながら、

私は誰で、何のために生まれてきたのかって、いつもバカみたいに問い続けていた。

それを知るためのツールを、ヨガは与えてくれた。

 

 

愛、自由、希望 胸にそっと懐かせて
この世に君は生まれてきた
生きる意味探す旅を 日々君続けるよ
命 運ぶ方へ 進めこのLIFE

 

 

生きる意味を探すって

本当にありとあらゆるところで言われることだけれど、

何かにならないと、自分以外の誰かにならないと、それが得られないわけではない。

誰でも、自分が自分として生きてきた体験からくる生きる意味を既に持っている。

 

白と黒ではない、グラデーションに身を置くことを自分に許そう。

私たちの身体の内側にはそのスペースがちゃんとある。

ひと呼吸ひと呼吸、その色を丁寧に増やしていこう。

その色は、私たちの意識であり、慈しみという名のだと私は感じている。

 

そして、

愛というのは、決してなにか平和でどこか遠くにある超越的なものではなくて、

何か特定の対象に限定されるものでもなくて、

搔き消したくなるような想いや、痛み、苦しみ、心を震わせる喜びや幸福、悲しみ、全てとともにあるもの。

全てが移り変わり、いずれ無くなるという悲しみを包み込むもの。

慈しみ。

その存在そのものだと、今日、改めて強く感じた。

 

ひと呼吸ずつ心と身体を開き、

自分の身体のスペースを、そんな、愛という意識でいっぱいにしよう。

それがマインドフルネスなんだと私は感じている。

 

 

心身を開き、気付きと愛がそこに在るとき、

癒しが起き、変容のプロセスはスタートする。

 

Hey you!

Don't give up before you try it

 

 

だって。

本当にね! 

私も本当にまだまだ、途中。

歩き始めたばかり。

 

一緒に歩こう。